うわさのラムマガジン ~輸入編~
こんにちは。とうとう始まりました、北海道羊肉店が羊肉のことをお伝えしていく「噂のラムマガジン」。ラムという名前をつけたのはただの語呂の良さで、もちろんマトンのことや他のお肉のこともちょくちょくお話ししていきたいなと思っております。
私たちというか私というか、北海道羊肉店オンラインショップで羊肉を売っているわけなのですが、その販売しているお肉はお肉屋さんや大手の肉卸売り会社から仕入れているものではございません。私がオーストラリアやニュージーランドに行き生産者さんを訪ね輸入してきているものなんです。
北海道=ジンギスカンというイメージがありますが、私たち道民が食べているジンギスカンはほとんどが実は輸入のお肉です。
最近では北海道産の羊肉も増えてはきましたがまだまだ一部。北海道民のジンギスカン文化を支えているのは「輸入羊肉」なんです。その輸入羊肉の8割は北海道に来てるって知ってました? (豆知識披露)
その北海道の羊肉文化というかジンギスカン文化というか、とにかく北海道民はこんなお肉を食べてるんだぞ!っていうのを全国の人に伝えるべく北海道羊肉店はスタートしたわけです。
オンラインショップでの販売はもちろん、道内はもちろん、全国の飲食店にたくさんの8meatが仕入れたお肉を卸しているので、羊肉の輪!を日本中、世界中に広げる&繋げたいなと思っているんです。
みなさんに買っていただくにはもちろん美味しいお肉であることは絶対条件。そのお肉を手に入れるのは結構大変なんです。
欲しいものがあればメールさえ送ればモノは送って来てくれる時代ですが、私たちが販売するお肉はまず現地に行って、農場の環境や羊の状態、加工場の衛生状態のチェック、農場のおじさんの人柄などなど自分の目で見るようにしています。
まずはシドニーorメルボルンからオーストラリアに入り、オーストラリアって思ってるよりデカイんですよね〜。レンタカーで数百キロ移動しながら牧場を周るるんですが、多く走った時で北海道から鹿児島くらいまでの距離を走ったことも。よく行くのは南オーストラリアのロバサール、ウォーナンブールというところ。
あまり聞き馴染みのない地名ですが、私にとっては羊肉の聖地。
そこで何軒も牧場にいくんですが、何がすごいってその広さ!
羊一頭が占有している面積でいうとサッカーコート半面〜1面分ほど。牧場の広さじゃないですよ!羊1頭がのんびり牧場で生活するのに与えられてるのがその広さ。ノンストレス間違いないし!北海道の牧場も広いところが多いですが、それをはるかに超える面積!東京ドーム何個分とか札幌ドーム何個分とかそんなレベルじゃないんです。
そこの牧場に行っていろんな交渉をするわけですが、どんな商品にするか、規格をどうするか、価格などなど、現地の方と交渉して輸入をするんです。で、交渉が終われば工場の人と飲みに行って親睦を深める!それを繰り返していると美味しいお肉が輸入出来ると信じてオーストラリアに行ってます!
そして何より大事なのは輸入方法!
コストを抑えるのに船便を使う会社も多いのですが、私たちの輸入するお肉は絶対に空輸便!オーストラリアから新鮮なお肉が約1週間ほどで届きます。北海道羊肉店のお肉は鮮度が命!
だからみなさんに全力でオススメできるお肉が集まってるんです!
なんだかんだで長くなりましたが、とりあえず1回目はこの辺で。
今後も羊肉のこと、北海道のジンギスカン文化のことを発信しておくのでお楽しみに〜!